政府の詭弁 3
若者の治療施設入所者は
カナビスが最多になっている
Your Government Is Lying To You About Marijuana
http://norml.org/index.cfm?Group_ID=5515#alleg3
updated: Jul 19, 2005
詭弁
「治療施設に入所している若者の60%がカナビスが原因であると診断されている。このことは、わが国の若者のカナビス中毒が、アルコールやコカイン、ヘロイン、覚醒剤、エクスタシーなどカナビス以外の全てのドラッグの総計をも上回っていることを意味している。」
真実
この主張は意図的に誤解を導こうとしている。確かにドラッグ・リハビリ施設に入所するカナビス・ユーザーは1990年代中頃から劇的に増加しているが、このカナビス入所者数の上昇は、カナビス法違反に対する法執行強化による逮捕者の増加と、それに合わせて刑事司法制度によってドラッグ治療を命じられたことが原因になっている [28]。もともと、逮捕される若者の多くは軽微な所持違反に過ぎず [29]、ドラッグ裁判で刑務所や更生施設送りにする以前にリハビリを命じられて入所した者たちだ。
このことからもわかるように、政府の数字は、カナビスの使用が原因で依存症などに苦しんで治療を受けにきたこと示めすものではなく、大半の人が、単に刑務所を避けるために施設でのドラッグ治療を受けることを選んだに過ぎない。実際、連邦ドラッグ・アルコール情報システム(DASIS)によると [30]、1995年以来、施設への入所者の比率では刑事司法制度で送られてくる割合だけが増えて、それ以外は実質的に減少している。
最新のDASISの報告書の結論では [31]、カナビス関連で入所してきた人たちの58パーセントが刑事司法制度によるもので、学校やヘルスケア、ドラッグ乱用ケアなどの関係者から委託されたものは15%に過ぎない [32]。これに対して、刑事司法制度で治療に送られて来るアルコール関連の入所比率は38%、コカインの場合は29%に過ぎない [33]。
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