政府の詭弁 4

カナビスの削減に成功しつつある

Your Government Is Lying To You About Marijuana
http://norml.org/index.cfm?Group_ID=5515#alleg4
updated: Jul 19, 2005


詭弁
「この国ではすべてのコカインやカナビスを駆逐することはできないかもしれないが、調査によれば、この国のドラッグ使用を削減し続けることに成功している。」

真実
実際は、長期的にみるとカナビス取締り政策は、カナビスの入手しやすさや使用には何ら影響を及ぼしていない。コロンビア大学の国立薬物中毒・乱用センターによると、ティーンエイジャー達はタバコやアルコールよりもカナビスのほうが簡単に手に入ると言っている [34]。この結果は別に驚くほどのものではなく、ミシガン大学のモニタリング・フューチャー・プロジェクトがまとめた全国の年次データでも、12年生(高校3年生)の86%がカナビスの入手は 「まったく簡単」 あるいは 「非常に簡単」 と答えている [35]。この数字は、カナビスの罰則や取締りが非常に強化され反カナビス・プロパガンダが盛んになった1970年代中頃から実質的に変化していない [36]

青少年のカナビス体験率も長い間変化していない。モニタリング・フューチャーが集計した年次データーによると、1975年の12年生のカナビス体験率は47.3% [37] だったが、それ以降、ドラッグ取締りと連邦政府が始めたDAREのようなドラッグ教育に数十億ドルも費したものの2004年では49% [38] とほとんど変わっていない。

さらに、連邦中央統計局の薬物乱用調査がまとめたデータ [39] によると、2003年には260万人が初めてカナビスを体験しているが、1990年の150万人、1965年の80万人よりも上回っている。今日ではアメリカ成人のおよそ2人に1人がカナビスを使ったことがあると認めており、1983年の3人に1人よりも増えている [40]