講習 第1日目


講習は3月25日(月)にカナビスショップ、シンセミラの奥手にある教室で始まり、終日にわたって理論的な講義が行われた。プレスも、オランダとイギリスからは6社のカメラ・クルーと新聞社数社が訪れこのイベントを総力取材した。

ノル・ファン・シャイクの挨拶があり、この講習会は、イギリスのストックポートにダッチ・エクスペリエンスというコーヒーショップを開店した際に逮捕され現在もマンチェスターのストレンジウエイ刑務所に収監されている共同設立者のコリン・デビスに捧げるために企画した、とその動機を説明した。


コリン・デビスとノル・ファン・シャイク。ストックポートのダッチ・エクスペリエンス前で


講習会開催の動機を説明

イギリスにもコーヒーショップを作るというコリンの決断をさらに引き継ぐためにこの講習会に参加した人々は、自分の土地でコーヒーショップを作る計画などをそれぞれ自己紹介したあと、講習会が始まった。

ファン・シャイクは講師のワーナード・ブリューニングを紹介した。ワーナードはオランダで最初のコーヒーショップ、メロー・イエローをアムステルダムに開いた人物で、その後、最初のグローショップ、ポジトロニクスを設立、さらにシンセミラの栽培技術を発展させてネダーウイードと呼ばれるオランダの家庭内栽培法を確立した。


●ワーナードの講義では、1972年に彼と仲間のヒッピー3人で開いたメロー・イエローから始まるオランダ・コーヒーショップ30年の歴史が紹介され、オランダにカナビス文化が広まっていき、彼の開発した家庭栽培用装置で作ったネダーウイードがオランダ社会でいかなる衝撃をもたらしたかが語られた。プレセンテーションのスライドショーはカナビス文化の発展し現在の業界ができるまでを時代順に追ったノスタルジー溢れるものだった。配られたテキストにはその写真も使われ、カナビス文化の歴史的文献といえる。





●ワーナードの講義が終わりダッチ昼食が済むと、さらに講習は続けられた。ノル・ファン・シャイクが現在施行されているコーヒーショップ規制を取り上げ、ハーレムのルールがどのように形成され、今ではオランダのコーヒーショップ政策のモデルになったかを説明した。

オランダ全土のコーヒーショップを規制するAHOJGルールについては詳しく説明された。 ハーレム・モデルは、市議会、警察、コーヒーショップのオーナーたちが共同で作業してすべての関係者が受け入れられる政策に仕上げられた。


●この日の最後はバーの管理に関するもので、ウイリー・ウォーテル・カナビスショップで10年以上にわたりバーの指導を行ってきたマルスカ・デ・ブラーウの講座だった。バー管理システムは維持が簡単で、新人のスタッフもすぐに慣れることができるようになっていて、3軒のお店でも運用されている。

実習の準備として理論の講義も行われ、同日の夜と翌日の夜の2班に分かれて実習が行われるように計画されていた。


班分けを説明するマルスカ

この日は最初の班の6人がウイリー・ウォーテル・カナビスショップのコーヒー・バーカウンターに入り、活気溢れるスタッフから2時間の説明と指導を受けた。シンセミラではマーセル・デッカーが、サティバではマルスカ、インディーカではノルがそれぞれ監修にあたった。


ノルとマーク。ウイリー・ウォーテル・インディカのバー実習で


仕事に集中してコーヒーを入れるクリス


http://www.wwwshop.nl/cannabiznessworkshop/report/day1.htm