講習 第5日目
●コーヒーショップ・カレッジ最終日は、全員がアムステルダムに出かけてワーナードの指定したコーヒーショップを巡るフィールド・トリップを行った。
訪れた各コーヒーショップをこの4日間に研修したカナビス起業家としての目で観察することが課題だった。
最後には全員がブルドック1号店に集合することになった。幾人かの研修生が数時間後に帰国の徒につかなければならなかったので、彼らにはそこで修了テストをしてもらうことにした。
マーク、レズレイ、ゲーリー、ブライアンはアムステルダム巡りのあと早々に出発するので、少し早めに引き上げて来てもらった。ブルドック店の地下で別々のテーブルでテストを実施した。
将来のコーヒーショップの管理者にふさわしいレベルとして最低及第点は70点に設定してあったが、全員が及第点で、マークが最高点だった。卒業生の得点はこのレポートの卒業生一覧に掲載してある。
マークはコーヒーショップ・カレッジ認定試験をパスした直後にBBCのインタビューを受けていた。彼は本当に感激していて、この研修会を刑務所で見守っているコリン・デビスのことを思うと、ストックポートのコーヒーショップでカナビスが扱えるようになったことでひときわ幸福そうに見えた。
グレーメやクリスなど他の研修生たちはハーレムに帰ってテストを受けるために、アムステルダムの運河を眺めて楽しみながら待っていた。
●卒業生たちに別れの挨拶をして、グループの残りの人はハーレムに戻り、テストを受けるためにウイリー・ウォーテル・シンセミラの教室に集合した。
ハーレムに戻ると皆んな少し緊張気味で遅刻者もいなかったのですぐにテストを開始した。全員が早くコーヒーショップ・カレッジを終えたかった。
クリスは講師たちにリンゴを買って差し入れてくれた。本当に気が利く。
テストが終了すると講師陣は採点にかかったが、ワーナードは既にアムステルダム巡りのチェックリストと歴史のテストの採点を済ませていた。歴史の平均点は何と84点だった。
全員合格。最低点は71点だった。参加者も講師陣もすべての努力が報われた。ファットは結果に大変満足そうで、みんなのなかで最大の笑顔をしていた。
マルスカは一枚ずつ認定証を書いた。彼女には手書きの素養がある。卒業生全員が待望の証書を心待ちしていた。
晴れの卒業式。全員誇り高く認定書を掲げることができた。卒業生全員の写真と成績はこのレポートの卒業生一覧に掲載してある。
ともあれ、この最初のコーヒーショップ・カレッジはいろいろな意味で成功だった。研修生たちは非常に意欲が高く、全員が高得点でテストを通過した。毎日、世界中のメデイアが注目し、地に足がついた様々な報道が行われた。
●次のコーヒーショップ・カレッジは2002年5月27日〜31日に予定している。早くも7人の予約が入っている。一人はニュージーランドからだ。
●私たちは、教育こそ責任あるカナビスの使用とビジネスの要だ、と信ずる。
ザ・コーヒーショップ・カレッジ・オルガニゼーション
ワーナード・ブリューニング、マルスカ・デ・ブラーウ、ノル・ファン・シャイク
http://www.wwwshop.nl/cannabiznessworkshop/report/day5.htm
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