カナビス栽培日誌 2

6月11日

普通だったら、スペインと気候とおいしい食事以外は庭いじりしかやることがないという環境を想像できないかもしれない。だが私にとっては新しいことばかりなのだ。ものぐさなオランダ人の私はカナビスを室内でも室外でもクローンからしか育てたことはない。すべてを種から育てるというのは自分とっては新鮮な体験になっている。

手持ちのタイ産の種の栽培経験はあまりないし、その他のいくつかの品種もはじめての挑戦だ。ガーデンで育てているほとんどが強いインディーカをベースとした種類だが、タイはサティバ・ベースだ。

ガーデンの具合は良好だが、たくさんの虫が植物を食い荒らそうとしている。一日中注意を払っているが、ここでは初めてみる奇妙な昆虫もいる。植物の1本は小さな毛虫に攻撃された。石鹸水をスプレーしてやったが、効果があったようで毛虫たちは退散した。植物の形ちはいいままだ。

これが2003年6月2日現在のガーデンの様子。すべてのポットに植物が顔を出している。

スイート・ツース4とブルー・サテライト2の2種類だけは他のものより早くから始めていたので、その分だけ大きくなっている。

いずれにしてもブルー・サテライトは順調に成長しているが、スティーブが予言していたように、ちょっとひねくれ気味のものが混じっている。でも、彼は奇妙なほうが最高のバッズになるとも言っていた。

植物の下部に実生が見えるが、本葉の形とは違ってギザギザがないことがわかる。これ以降の写真は6月4日のもの。

これが6月4日のガーデンの模様。

マルスカが太いジョイントを吸いながら景色を楽しんでいた。

6月7日にはさらに緑色を増していた。

7月10日には土が緑で覆われた。

どれも雌株であって欲しいが、ちっとだけなら雄株も歓迎だ。

2,3日後には15リッターのポットに移植して、ジョセがストックしている虫の糞を液体にした肥料を試してみる。糞がよく効くことは知っているが、容器の中は一体どうなっているのだろうか?

気温は35度くらいにもなるが、植物にはどうということはなさそうだ。水やりは朝一回だけだったが、ポットを大きくしたら午後にもやるつもりだ。

山の上でハイになっているノルとマルスカ。


http://www.hempcity.net/travelreports/growreportmay2003/2/index.html