カナビス栽培日誌 9

8月25日

8月23日朝。静寂に包まれ気掛かりなことは何もない。引っ掛かっていたタイの4本も、他から遅れること5週間してどうやらすべて雌のようになってきてひと安心。

寝室からガーデンの様子を撮影していたら微かなマリファナの芳香が空気のなかに漂ってきた。早朝のこの貴重な香りが太陽に焼き乱される前に写真にとっておくことにした。

最初に開花したオールド・エドは甘い香りがしてバッズも少し色付いてきた。

オールド・エドの香りは最終段階の芳香をしていてすでに十分に熟しているようにも見える。よだれが出そうだ。だが、ここは我慢のしどころ。あと3、4週間は待つべきだろう。

スイート・ツース3の香りにも期待させられた。葉全体に樹脂がのっているのでいずれ高品質のアイソレータ・ハシシになりそう。

次に、タイがどんな花をつけるのか分かるように、タイのなかでもいまのところ最も花が大きいものの写真を撮った。緑色にわずかな白いヘアをつけている。

下側の枝の小さなバッズを点検していると雄のボールがあることに気が付いた。どうやらこの植物は雌雄同体らしい。すぐにガーデンから取り除いたが、次の日に写真を撮って両性具有カナビスの格好の見本にするためにすぐには処分しなかった。

これが両性具有カナビス。上部にはバッズ、下部には雄ボールをつけている。

完全な雌花。ヘアだけでボールはない。

これは雄の枝。たくさんのボールと本来はないはずのヘアが少しついている。

2本の枝を並べてみた。性別の違いが分かりやすいように周囲の葉は取り除いてある。左がボールで右がバッズ。

これらが残った3本のタイ。これからはこれまで以上に詳細に観察しなければ。

ガーデンで唯一の雄、ノル・ファン・シャイク。


http://www.hempcity.net/travelreports/growreportmay2003/9/index.html