ノーザン・ライト・クローン

種から吸えるようになるまで
from GrowSur’s Jose Molina


6月中旬、ジョセが育てる場所が満杯で余ったノーザンライト・クローンを要らないかと連絡してきた。私のガーデンは十分に空きがあるのですぐに車でもらいに行った。私が初めてカナビスを育てのがノーザンライト・クローンで1986年のことだった。そんなこともあって是非スペインでも育ててみたかった。

6月19日。クローンたちはそのまま燃えるもうな直射日光のあたるテラスにおいた。外気温は約38度だった。室内灯からいきなりの変化だったが、何も煩わされることもなく室内と同様に育っていった。

6月30日に移植を始めた。今では気候にも適用していて何の問題もない。

7月31日。

8月5日。

8月10日。

8月16日。小さな花が見える。

8月21日。花が成長し、雄の花粉を授粉してやる時期がきた。

8月21日。雄の大きなバッズにポリ袋を被せそのままカットし、袋の中で揺すって花粉を採取した。バッズは取り出して植物と一緒に地面の穴に埋めて処分した。このようにしてすべての雄から花粉を採取し、雄を育てていた下の谷へ6本のノーザンライト・クローンを持っていって一つずつポリ袋を被せてそれぞれに雄の名前を書いた札を付けた。

こうしてスパイス・ライフのすべての雄とスカンク1の雄を授粉した。ポリ袋を通して加熱し過ぎないように日陰に移動し、翌日ポリ袋をはずした。

8月28日。

9月2日。

9月10日。

9月23日。

9月27日。

9月27日。樹脂がのってきた。香りをかいでいると、祖母の庭で初めて室外栽培したころのことが脳裏に甦ってきた。その時の自分はとても気ぜわしかったが、今は慣れ親しんだ香りの花を吸うことを思いながらじっくりと構えている。

ノーザンライト・クローンがタイム・マシンみたいだなんて想像できるだろうか?  しばらくそんな感じだった・・・

10月1日。ノーザンライトのトリミングはいつも楽しい。香りはご馳走だ。

10月2日。ブルー・サテライトとノーザンライトを交配した種。上出来。

レジェンド・ウルティメート・インディーカと交配した種。少ないがどれも元気そう。

スカンク1のとは4粒だけ。

スイート・ツース3と交配した種は30粒ほどできたが、どれもいい形。

ブロックヘッドとスイート・ツース4の雄はノーザン・ライツには受精しなかったが、その理由は見当がつかない。同じブロックヘッドの花粉はオールド・エドの枝では100粒以上もできたのだが、何が違うのだろうか?  おそらく自然の選択なのだろう。考えても分かりそうもない。

11月10日。ノーザン・ライツを吸ってみたらまたタイム・マシンになってしまった。今だベルベット・パンチだ。2、3本で止めておこう。あとはクリスマス用に・・・

芳香がすばらしい。細かくほぐしているとよだれが出てくる。スイート・キャンディーの趣き。心も体もクールになる。何十年も続いてきた偉大なる系譜。

現在を満喫しているノル・ファン・シャイク。


http://www.hempcity.net/travelreports/11strains2003/northernlightclones/index.html