てんかん発作

クリスチーヌ・ロウ

医療カナビスで劇的に改善

Source: YouTube
Subj: Graphic Epileptic Seizure Footage
date: January 12, 2007
Web: http://www.youtube.com/watch?v=nV40H_g-NJo

てんかんの治療には、通常、バルビツール酸系誘導薬やベンゾジアゼピン系誘導薬など強力な抗発作医薬品が使われるが、それによって日常の活動に支障が出ることもある。また、20〜30%の人はそうした薬にも反応せず、一部の人たちがカナビスを試して改善を得ている。

カナビスにてんかんの抑制効果のあることは古来から知られているが、人によって効かない場合やカナビスの品種によって逆の作用をする場合もあると言われている。動物実験では、THCよりもCBD(カナビジオール)のほうがより抑制効果のあることが示されている。また、食欲を増進するカナビスは、てんかんの抑制には向いていないとも言われる。

いずれにしても、カナビスだけではなく、てんかんにも種類が多く、カナビスの処方をするにはカナビスに熟知した医師の監督と周囲の理解が欠かせない。

カナダ人女性、てんかん発作の実写映像を公開、医療カナビスで劇的に改善 (2007/1/13)
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2003年1月31日朝、「モニー・ファニー・メディシン」の共著者で、アーティスト兼イラストレーター、さらに連邦医療カナビス・ライセンス所有者のクリスチーヌ・ロウは、まだベッドの中にいるときにてんかんの発作に襲われた。昼ちかくになって、2度目が襲ってきた。クリスチーヌ自身からの要望もあって、間近から発作の様子をビデオ・カメラにおさめた。
警告: 映像は非常になまなましく、汚い言葉も一箇所ありますが、視聴者のみなさんの分別に委ねます。クリスチーヌは、この発作については何も憶えていません。
決して、発作を起こしている人の口のなかに何かを入れてはなりません。 物はすべて手の届かないところに置き、傷つけることのないように注意します。
1回の発作は90〜120秒くらい継続します。脳からは酸素が奪われ気を失ったようになります。
2002年の前半の6ヵ月で、クリスチーヌは40〜50回発作に襲われ、1年では約60回にもなりました。
2002年5月に、彼女はすべての処方医薬品をやめることにしました。 現在は、医療カナビスだけを使っています。彼女は、カナダ保健省医療カナビスのライセンスを持っています
医療カナビスに切り替えてから、彼女の発作は急激に少なくなりました。 2002年、60回以上 2003年、13回 2004年は9回 2005年には5回に減り、2006年は3回だけでした。
てんかんとともに生きるには、ダイエットの重要性はいくら言っても言い過ぎることはありません。
軽く揺すってあげると呼吸を促します。
ガリガリいう音は、クリスチーヌが歯軋りしている音です。そのために歯の一部が小さく欠けてしまいました。
彼女が動き出すとアパートの物品を無茶苦茶にしてしまうので、長椅子から離れないようにしています。
私も慢性の痛を抱えているので、レスリンズの試合で操つり人形を扱うような調子になってしまい、何ヵ所か怪我させてしまいました。
この時、クリステーヌの心は、戦うか逃げるか(fight or flight)という生物の基本反応で、幼児のようになっています。
それと、この時のクリステーヌは、眼鏡が外されているので、ぼやけた色と形しか見えていません。
カナビスとてんかんについてさらに詳しく知りたい方は、kegan23@sympatico.ca までメールしてください。