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1997-07 |
イギリス医学会が医療カナビスの法律を作ることを提唱 |
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1998-03 |
カナビスを利用する多発性硬化症患者が増加するのにともなって、逮捕されて裁判にもちこまれるケースも増えるようになった。多くが軽い刑量か実質的な無罪になったが、このことでドラッグ取締法の評判が悪くなり、政府は医療カナビスの合法化議論や医薬品としての開発申請にも前向きに取り組むようになった。 |
1998-06 |
イギリス政府は、GW製薬のゲオフェリー・ガイ博士に対して、医学臨床研究目的でカナビスを栽培・所持するライセンスを与えた |
1998-11 |
イギリス上院は、現在利用できる証拠をもとに、嗜好用途の合法化は認めないものの、猶予のない患者にカナビスを利用できるようにする内容の報告書を作成して政府に提出した。ジャック・ストロー内務相は直ちにこれを拒否し、適切な基準を満たした医薬品のテストが終了しない限りカナビスを利用できるようにはしない、と述べた。 |
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1999-06 |
GW製薬が治験開始 |
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2000-09 |
イギリスの多発性硬化症患者リズレイ・ギブソンが、カナビスを所持していたのは痛みの緩和のために必要だったと訴えて無罪になった。 |
2000-11 |
ボルケーノ・バポライザー発売開始 |
2000-12 |
カナダ政府、プレイリー・プラント・システムに医療カナビス栽培を依頼
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2001-03 |
イギリス上院委員会は、カナビスをベースとした医薬品の開発をもっと早めるように提言した報告書を提出。
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2001-06 |
新任のデット・ブランケット内務相は、ロンドン警察がヘロインなどのハードドラッグの取締まりに重点を移しカナビスに対するのソフトアプローチを取ろうとしていることを歓迎した。この発言は、従来からカナビスに対して厳しい禁止措置を維持してきた政府の方針からの際だった転換といえる。 |
2001-06 |
GW製薬が ロンドン証券取引所で株式を公開 |
2001-06 |
カナダ、医療目的でのカナビスの所持と栽培を許可する 法律 を発表 |
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2002-07 |
デビッド・ブランケット内務相が、カナビスの分類をB区分からC区分へダウングレードすることを発表した。 |
2002-11 |
GW製薬が治験の7段階の3段階目を終え、良い成績が出ていると発表。
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2003-3 |
GW製薬がイギリス医薬品庁にサティベックスの認可申請 |
2003-5 |
GW製薬がドイツの多国籍企業バイエルと提携 |
2003-9 |
オランダ、医療カナビス処方開始、同時期にカナダでも保健省が医療カナビスの提供を開始
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2003-11 |
GW製薬が過去最大級の臨床結果を発表したが、良し悪し入り混じった結果 |
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2004-4 |
GW製薬、臨床遅れで株価暴落 |
2004-12 |
医薬品認可担当委員会がサティベックスの認可決定にはもっと調査が必要と発表 |
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2005-4 |
カナダ保健省がサティベックスを認可 |
2005-6 |
イギリス当局、サティベックスの認証申請を脚下 |
2005-6 |
カナダ、サティベックスの販売開始 |
2005-11 |
スペイン、条件付きでサティベックスの輸入を認める
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2006-1 |
アメリカ連邦医薬品局、サティベックス臨床試験を認可 |
2006-3 |
GW製薬が発表した臨床最終結果では、目立った統計的優位性は見い出せなかった |
2006-6 |
GW製薬、臨床試験の遅れで損失拡大
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2006-9 |
GW製薬、サティベックスをイギリスとヨーロッパ3国で認可申請 |
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2007-2 |
GW製薬、大塚製薬とサティベックスのアメリカにおける独占販売契約を締結
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2007-6 |
カナダ、サティベックスのガン疼痛治療を許可
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2007-7 |
GW製薬、大塚製薬から、ガンと中枢神経障害の共同研究で900万ドルを受け取る契約に調印。
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2007-7 |
GW製薬、ヨーロッパでの医薬品認可申請を取り下げ。データを追加して2008年に再提出を予定。
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カナダ、サティベックスの配布開始 (2005.6.25)
カナビス・スプレー、これまで治療効果の無かったMS患者の痙縮を緩和 (2006.3.23)
カナビス経口スプレーが緑内障の眼圧を下げる (2006.9.28)
カナビス・スプレーの臨床試験、痛み・けいれん・失禁の軽減を確認 (2006.10.5)
サティベックス、臨床試験で神経性疼痛の治療効果を確認 (2007.1.18)
サティベックス Q&A