| やまさんが指摘している通り、私は政治の専門家ではないし、床屋政談の域を出ない堂々巡りの議論に陥る可能性が高いように思うけど、誤解があると思うので、書いておきます。
>しらさんはどういう理由でか知らないけど 民主党支持 小沢擁護の政治主張をしているでしょう だから 政治的でない人の視点が分からなくなってるんじゃないかな
前回のコメントに書いたように、私の問題意識は、あくまでも、どうしたら、日本で、少量の大麻栽培や所持で逮捕などされないような社会状況を実現することができるか、ということにありました。それにはゼロ・トレランス(非寛容)から、ハームリダクションへの政策変更が必要だと思っています。薬物政策というフレームのあり方を考えず、さまざまな違法薬物のうち、大麻だけはOKにしようという話は通らないでしょう。薬物使用者個人については、刑事罰の対象ではなく、保健衛生の観点からの政策的アプローチが必要だと思うし、そのような政策変更の土壌から、各薬物の具体的な危険性が再検証されるでしょう。運動論としては、そのような方向性が合理的であり、合目的的だと私は思っていました。
政党アンケートへの回答、あるいは無回答を見ても分かるように、または薬物政策以外のマニュフェストを見ても分かるように、自公政権ではハームリダクションへのパラダイム・シフトなど、絶望的に不可能です。
私は民主党支持者でも、小沢支持者でもありませんが、官僚独裁のガバナンスを根本から変革するような政権交代を支持します。民主党のマニュフェストはそれを謳っています。自民党も民主党も政策はあまり変わらないとマスコミが報じたりするけど、全く違います。予算編成の思想からして全く違う。それらの点は、ビデオ・ニュースなどがかなり詳細に取り上げているので、関心がある方にはオススメです。
社民党は現実問題として共産党ほどの議員や支持者もおらず、政権交代を中心的に担う存在にはなれないでしょう。政党アンケートをお願いしたときに、社民党の政策担当者に電話で何度かいろいろと話を聞きましたが、社民党は、このままでは消滅しかねないと感じました。
今回の西松建設の事件に関しては、元検事たちからも批判が出るほど、あまりにも不公正で、法解釈を逸脱した捜査が、東京地検特捜部によって行われました。とんでもない話だと思います。
「政治的でない人の視点が分からなくなってるんじゃないかな」とのことだけど、そうではありません。むしろ逆です。大麻合法化論を支持している人のなかにも、あまり政治的な関心がなく、大手のマスコミで流れている情報を鵜呑みにし、これまでの小沢氏の経歴などからくるダーティなイメージを増幅させて、小沢氏と民主党にマイナスのイメージを強めている人も少なくないように思ったのです。
>政治的なところと関係なく小沢さんの秘書逮捕事件を見ている人のほうが多いと思うよ でも しらさん 政治的になりすぎてそういう人たちの気持ちが分からないんじゃないかな」
小沢さんの秘書逮捕事件は、「政治的なところと関係なく見ている人が多い」かどうかとは無関係に、厳然として、現実として、政治的なことなのです。これほどの政治的な事件を、政治的なところと関係なく見てしまうのは、主権者・有権者として、ちょっとマズイと思いますよ。
フロッガーさん >確かに表面上は合法なのかも知れないけれど、政治団体はダミーで実質は企業献金だと言う事で検察は動いた訳ですよね。 >僕は詳しい訳じゃないけど、まあ企業献金なんだろうな、しかも賄賂性もありそうな、という印象を持ちました。小沢さん以外にもこのような事をしている人はいるだろうし何かの意図は感じるけれど、あやしい事は確かであり、あまり擁護出来ないと感じました。
記事でもリンクした、元東京地検特捜部の検事で、自民党長崎県連の闇献金を摘発した郷原さんが詳細に解説しているけど、政治団体をダミーと認定するには、いくつかの要件を満たす必要があるけど、今回のケースは、ダミーと認定するには無理があるそうです。事務所もあり、専従のスタッフもいて、イベントの開催などもやっていたそうだし。今回のケースをダミーと認定するなら、殆ど全ての政治団体がダミーだそうです。
西松からの原資が政治団体に入り、そのカネが政治家や政党に献金として渡っていたのは、小沢氏だけではないし、むしろ小沢氏は最もそれらをオープンにしていた例だそうです。自民党の政治家にも西松からの献金を受けている例が多数あり。それらのケースが全て立件されているならまだしも、小沢氏の秘書だけをいきなり逮捕し、マスコミは検察のリークを一方的に垂れ流し続け、世論を誘導している。NHKなども、「捜査関係者の話」として、逮捕された秘書が容疑を認めているとニュースで報道しましたが、弁護士はそれを否定している。ところがNHKはその弁護士のコメントは報道しない。 公正で公平な捜査や報道が行われているのならまだしも、いま行われていることは、明らかに異常であり、あまりにも不公正です。 麻生邸見学ツアーの転び公妨なども酷かったけど、どうも警察上がりの漆間官房副長官あたりがきな臭いと私は思っています。自民党議員には捜査が及ばないというオフレコ発言は重大な意味を暗示しているのではないかと思う。
>結局の所僕のような一庶民としては、魑魅魍魎の跋扈する政界での狐と狸の化かし合いに思えて、テンションが下がるのみです。
そのように感じる人が多ければ多いほど、検察を動かして仕掛けた者たちにとって、成功だったということなのだろうと、私は思っています。 |