大麻取締法変革センター旧談話室 [ 2004/04/26 - 2009/11/11 ]


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こんばんは。 投稿者:野中 投稿日:2008/03/15(Sat) 19:58  No.3356    [返信]
信頼性の高い研究によって、大麻の有害性はアルコールやたばこより低く、ストレスや精神の緊張の緩和を促したり、様々な疾病の予防と治療に効果があることが示されているにもかかわらず、現状の大麻の規制のあり方を支持する考えに至る心理的要因としては、以下のようなものが考えられると思います。
1.誤った知識や情報に基づいて物事を判断している。
2.他者の人権に対する配慮が欠けている。
3.正常な判断能力を有していない。

しかしながら、このような状態に陥っている人々を一概に責める事は出来ません。
何故ならば、そのような問題の背景には、政府のこれまでの大麻に関する規制のあり方、地理的、言語的条件、日本の教育の問題など、様々な要因が介在するからです。
このような人たちに如何にして正しい情報を普及するかというのは、今後の我々の課題でもあると思います。我々は、このような人たちと感情的な対立に陥りがちですが、それは回避すべきであると思います。
但し、そのような人たちが公職についている場合は、その責は問われると思います。

山崎さん 投稿者:9393 投稿日:2008/03/15(Sat) 12:23  No.3355    [返信]
山崎さんのブログ「電脳戦士」削除されてしまいました。
ブログのバックアップもたぶんしていないでしょうから
大きな後退です。

山崎さん、もしこのカキコを目にしましたら計画の延期
もしくは変更を是非、お考えください。

たこやき君へ推薦図書 投稿者:被害者 投稿日:2008/03/14(Fri) 14:26  No.3351    [返信]
小室直樹氏の本はものすごくおもしろいからぜひ読んで、せっかくの愛国心をより深いものにして欲しい。
あ、ヘンプショップあさやけから買うようにねw

『日本国民に告ぐ―誇りなき国家は、必ず滅亡する 』
http://item.rakuten.co.jp/book/3702741/

『大東亜戦争、こうすれば勝てた』
http://item.rakuten.co.jp/book/1206821/

『これでも国家と呼べるのか―万死に値する大蔵・外務官僚の罪 』
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%A7%E3%82%82%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E3%81%A8%E5%91%BC%E3%81%B9%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8B%E2%80%95%E4%B8%87%E6%AD%BB%E3%81%AB%E5%80%A4%E3%81%99%E3%82%8B%E5%A4%A7%E8%94%B5%E3%83%BB%E5%A4%96%E5%8B%99%E5%AE%98%E5%83%9A%E3%81%AE%E7%BD%AA-%E5%B0%8F%E5%AE%A4-%E7%9B%B4%E6%A8%B9/dp/4877120351

たこやきさんへ 投稿者:野中 投稿日:2008/03/14(Fri) 06:43  No.3350    [返信]
麻の縁(えにし)の妙なる巡りに 神ながらの道我は歩みつ

こんばんわ! 投稿者:野中 投稿日:2008/03/13(Thu) 22:22  No.3349    [返信]
しらさん
波にさらわれるその日まで、砂のお城を創りましょう☆

ただいま、だろ 投稿者:しら 投稿日:2008/03/12(Wed) 22:57  No.3344     [返信]
レス
> 先日ガンであることがわかった立花隆著

文芸春秋に体験記が書かれてますね。立花隆さんの著作も面白くて結構読みました。若い頃に読んだ「文明の逆説」も面白かったなあ。「臨死体験」も緻密で論理的な印象のある立花氏の柔軟な感性の一面を感じる作品でした。まだまだお元気に活躍してほしいです。

> THCも50年後には大麻利権を争う政治団体になってたりして(*´ω`)y−〜

50年後ねえ。大麻を個人が扱える日本社会になるまで、そんなにかからないでしょう。THCの活動はチベットの砂曼荼羅のようなものだと思っています。長い時間をかけて作った砂の曼荼羅。成就すると、壊してしまってその砂は川に流すという。日本で、一定のルールの下、大麻の個人利用が叶ったら、このサイトも、THC自体も、全て消滅させようと思っています。

出先からの帰りがけ、閉店間際のスーパーに寄ったら、お刺身5点盛り、780円が、半額の390円。お、こりゃラッキー、これで一杯やろうと買って帰り、運転しながら、熱燗よりも今日はぬる燗だな、冷でもいいか、などと考えていて家に帰り着き、玄関を開け、口から出た言葉、「いただきま〜す」だって。「ただいま」だろ。我ながら笑ってしまいました。

タコ焼きくんへ 投稿者:フロッガー 投稿日:2008/03/11(Tue) 20:11  No.3335    [返信]
タコ焼きくん、久しぶり。元気そうだね。
THCにそういうイデオロギー論を吹っかけても、あんまり有意義な答えは返って来ないよ。THCの人達は僕も含めて個人主義で、一匹狼の集まりだから、組織や国やイデオロギーと、いかに自立して関わっていくか模索してる不器用な人間達なんだよ。人を愛する気持ちはあるんだけど、群れを窮屈に感じちゃうんだ。君にはノンポリでだらし無く感じるかも知れないけど、性分なんだ。理解してよ。

Re:[3325] レス 投稿者:被害者 投稿日:2008/03/11(Tue) 04:26  No.3327    [返信]
しらさんお疲れ様です。
この掲示板の住人で良かったと思えるお見事なレスです。

いま、先日ガンであることがわかった立花隆著の日本共産党の研究を読んでいますが、リンチ事件を取り上げていることで共産党からかなりの攻撃を受けたそうです。感情的なアジテーションとレッテル貼りで攻撃をするのは、根拠のない証拠でしょう。ダメ・ゼッタイとなんら変わりません。でも共産主義者の青木雄二氏は大ファンですし、ナニワ金融道はバイブルです。共産主義の国もいくつか旅しましたが、いいところもあれば悪いところもあります。

創価も共産も、その成り立ちから、変遷、現在と歴史を紐解いてみるとおもしろいです。ニュースが多角的に、プロレス的に見えてきてオトクです。だいたい、どんな組織でも創立者、創設時は崇高な理想を持ってるものですね。代が変わり、時代も変わることで、理想の達成でなく、組織を維持することが目的となってしまうのは、もはや避けられない運命なのでしょう。

THCも50年後には大麻利権を争う政治団体になってたりして(*´ω`)y−〜

レス 投稿者:しら 投稿日:2008/03/11(Tue) 02:05  No.3325     [返信]
フロッガーさん

> 医療大麻は、やはり医療のプロが病状と効果・副作用をチェックしながら使っていくイメージを僕は持ちます。

医療機関が、そのように大麻を処方できる日が来ることを私も願っています。病気の違いに応じて、その病気に効く大麻を医師が処方してくれる。そんな日が必ず来ることを祈って、私たちの取り組みはあるのだと思います。
そして、同時に、自己治療に使おうが、瞑想に使おうが、創造行為に使おうが、一定のルールの下で、個人が大麻を利用できるように制度を整備することが大前提だろうとも思います。
個人的に利用する大麻を現状のような厳罰で規制することは間違っている。それは何ら罪のない人間を牢屋に入れる馬鹿げたことになっている。そこが起点だと思うのです。

> 僕の医療大麻への思いは、こういう現場の悔しさからでもあります。

有名医大の現役の医師が、そのような思いでTHCの取り組みに参加協力してくれていることを、とてもありがたく、心強く思っています。
フロッガーさん、ありがとね。

野中さん
> 大麻の医療上の目的の使用と個人的な使用の境界

医療上の目的と、個人的な使用は両極にあるのではないと思うなあ。医療機関での扱いと、個人的な扱いという、制度設計の課題に過ぎないのではないだろうか。

> まあ、しょうがないですね。

まあ、しょうがねーな。(^^y-~

暗井さん
> 天皇制度や日の丸、君が代など等をばかにしている人間が創価なんでしょ。

そうなの?
私の大切な友人に、創価学会の人がいます。その教えがなければ、自分はもっと傲慢な人格になっていたと思うと言っていました。その友人は謙虚な人で、自分の宗教を私に押し付けたりしません。私は、創価学会や公明党に批判的な意見を持っていますが、全否定する気にもなれません。それが私の創価学会についての率直な感想です。

天皇制や日の丸については、あまり安易に書けないテーマだと思うけど。
昨年亡くなった小田実は、「民主主義に王様はいらない」と言って天皇制を批判しました。
やはり昨年亡くなった、ユング心理学を日本に伝えた河合隼雄氏は、理屈だけで人間の存在を捉えると危険なことになる、理屈だけで天皇制を廃止すれば、国民の深層心理に思わぬ波紋が及ぶ、というようなことを書いていました。
私、昨年亡くなったこのお二人の著作から、とても学ばせて頂きました。
日の丸は、世界一美しい旗だと私は思っています。その美しい旗を、同胞や隣人の血で汚してはならないと、強く思っています。そして、他の国の人たちが、自分たちの旗が世界で一番美しいと思っていることも認め、受け入れるべきだろうと思っています。八百万に神。多神教のおおらかさを今の日本は失っているのではないだろうか。排他的な、偏狭なナショナリズムではなく、誇りに思える日本、他国や他民族の尊厳を認めた上で、私たちは私たちとして誇れる日本。そのようなあり方が良いと思います。
それと、天皇制も日の丸も、権力が民に押し付けるような在り方は間違っていると思うし、天皇制を批判するあまり、皇族個人を罵倒するようなサヨクも底が浅いと思います。

私が麻生氏を批判しているのは、表で言っていることと、実際にやっていることが乖離しているからです。何も知らない会員の善意を疑うものではありません。前にも書いたけど、日本には大麻の非犯罪化を主張するような団体はカンナビスト以前にはなかったので、その表向きの主張に幻惑され、裏で実際に行われていたことを知らない善意の大麻支持者は、何も知らずにシンパシーを感じ続けているのだと思います。

私は麻生氏と「対立」しているのではありません。江川昭子さんはオウムの麻原の本質的な批判者でした。
そういうことだと思っています。

しらさん正しき 投稿者:暗井 投稿日:2008/03/10(Mon) 17:19  No.3317    [返信]
麻生さんはしらさんのおっしゃるとうりいい加減な人間です。 天皇制度や日の丸、君が代など等をばかにしている人間が創価なんでしょ。日蓮宗は新道ともつながりがあり菊の門もかざしてますしね、、 こんな人間って思想とか信念ってがあるのかな、?

こんばんは。 投稿者:野中 投稿日:2008/03/09(Sun) 01:27  No.3297    [返信]
フロッガーさんやしらさんのご意見を呼んで私なりに大麻の医療上の目的の使用と個人的な使用の境界について考えをまとめることが出来ました。

物事をありのままに見ると、大麻の医療上の目的の使用と個人的な使用の境界はクロスオーバーしていると言えると思います。
大まかに下のような段階に分類できると思います。

↑医療上の目的の使用
-政府が適応を認めた治療
-臨床試験によって治療効果が立証されたもの
-前臨床で治療の可能性が認められたもの
-代替医療やアロマセラピーなど使用者が治療効果を求めてセルフメディケーションとして使用するもの
-ストレスの解消や宗教的な目的で使用されるもの
-その他
↓個人的な使用

連続ですみません 投稿者:フロッガー 投稿日:2008/03/08(Sat) 00:12  No.3292    [返信]
多分僕は医療者なので、皆さんと医療大麻に対する立場が違うかも知れません。
医療大麻に関しては、剤型は効けばなんでもいい。すぐ使えるならサティベックスでもいい。規制があってもいい。とにかく早く新しい武器をよこせ。そんな気分です。
どういう患者を想定しているか。例えば・・・。
30代女性、乳癌。脊椎に転移して神経が障害され腰から先が動かない。触っても感覚は分からないが、足全体に痺れるような強い痛みがずっとある。乳癌は進行が遅いので、腰から上は正常に近い。痛みのため、うつ状態で、イライラしている。モルヒネはあまり効かない。他の薬もほとんど効かない。痛みが取れないので、モルヒネを増やしたり鎮静剤で意識を下げてごまかしている。痛みのため退院はおろか外泊すらままならない。
僕は何にもしてあげられなかった。今から思えば大麻製剤を使ってあげたかった。効かなかったかも知れないが、試して悪いことはないだろう?

僕の医療大麻への思いは、こういう現場の悔しさからでもあります。

追加 投稿者:フロッガー 投稿日:2008/03/07(Fri) 23:24  No.3291    [返信]
もちろん、広い意味では、セルフメディケーションも医療大麻と言える気がします。酒でいえば養命酒みたいな。違うかな??
とにかく、そこが医療大麻と個人利用大麻のボーダーラインではないでしょうか。

セルフメディケーション 投稿者:フロッガー 投稿日:2008/03/07(Fri) 22:46  No.3290    [返信]
まさに、カナダなどで、医療規格の大麻が人気がないのは、そのせいかと思います。つまり、一般に手に入れやすいので、わざわざ病院でもらう意味がない。
白坂さんは以前嗜好大麻というよりも、個人利用大麻と言った方がよいと提唱してましたが、セルフメディケーションはまさに個人利用大麻の範疇でしょう。
医療大麻は、やはり医療のプロが病状と効果・副作用をチェックしながら使っていくイメージを僕は持ちます。

Access Denied 投稿者:野中 投稿日:2008/03/07(Fri) 20:47  No.3289    [返信]
カンナビストの掲示板出入り禁止になっちゃいました〜。
まあ、しょうがないですね。

大麻の可能性を活かせる日本へ! 投稿者:しら 投稿日:2008/03/07(Fri) 09:01  No.3287    [返信]
雑音や妨害は鬱陶しいほどあったし、これからもあるだろう。
いいさ。最後に勝つのは真実と真理だ。
原点に立ち返って、前を向いて行こう。

フォロー 投稿者:野中 投稿日:2008/03/07(Fri) 04:53  No.3286    [返信]
麻生氏の過去の薬物使用歴や、カンナビスト以前の経歴は問わないとしても、営利を目的とした合法ドラッグの供給の活動と、非営利の大麻の非犯罪化の活動とが、同一の事務所で、同一の電話番号で、同一の人物によって行われていたとしたら、それは、大麻問題の解決を求める活動全体に対して大きな誤解を招きかねない行為だと思います。

また、麻生氏が裏で白坂さんの活動を妨害していたことは明らかですので、これは直ちに止めて頂きたいと思います

セルフメディケーション 投稿者:野中 投稿日:2008/03/03(Mon) 06:35  No.3262    [返信]
最近ではセルフメディケーション(自分の健康は自分で守る)という考え方も普及してきているようですから、こうした考え方も、大麻の個人的な使用の主張に反映させることが出来ると思います。

大麻はハーブですからね。

おはようございます。 投稿者:野中 投稿日:2008/03/03(Mon) 06:29  No.3261    [返信]
takuさん、素晴らしい翻訳ありがとうございます。

しらさん
>No.3257 起点
>No.3258 医療
まったくその通りだと思います。会の目的もそのように理解しています。

私は、その目的を達成する過程で、大麻の’医療上の目的’の定義あるいは解釈の国際的な標準を知る必要があるのではないかと考えています。もしかしたら、そういうのはないのかもしれませんが。

私は、様々な文献を読んで、大麻使用のベネフィットはアルコールやたばこ、一部の抗うつ剤などとは比較にならないほど大きいと考えています。
 現在の科学的知見に照らして、大麻使用のリスクはアルコールやたばこ以下であり、現状のような厳罰で規制する根拠は、存在しない。私たちにとってはそれだけでも十分な説明であるように思えます。しかし、大麻の作用を知らない多くの一般の人にとってそれだけで十分な説明となりうるでしょうか?

私は、今後、リスクとベネフィットの比較に基づいて、大麻の個人的な使用のリスクの正当な評価を行い、大麻の個人的な使用のリスクが社会的に許容されるものであることを立証することは、会の目的を達成するための非常に有効な手段であると考えています。リスクだけに目を向けていては、リスクの正当な評価を行うことは出来ません。

どのような行為についても、リスクがゼロであるという状態はありません。そういった意味では大麻の個人的な使用も例外ではありません。例えば、自動車の運転やアルコールの使用が大きなリスクを伴う行為であるにも関わらず、社会的に許容されているのは、それが大きなベネフィットをもたらすと考えられているためです。

大麻の個人的な使用のリスクとベネフィットを正しく比較するためには、大麻の個人的な使用の範囲がどのようなものであるかを知る必要があります。

>医療的な使用を定義することを優先すると、それこそサティベックスのような製剤があればいいじゃないか、という、アメリカで行われている方向に向かってしまうだろうと思います。

医療的な使用を定義することは我々に出来ることではないと思います。アメリカでは、一部の州では医療大麻が認められていたように思います。
仮に、大麻の個人的な使用のリスクを理由として’サティベックス’のような製剤があればいいじゃないか’という展開になった場合、大麻の医療上の目的での使用の定義が明らかになるでしょうから、それを除いた、大麻使用のリスクとベネフィットの比較を行えばよいと思います。また、カンナビススタディハウスさんで紹介されているような、’サティベックス’と’天然の大麻’の効果の比較なども有効であると思います。

医療 投稿者:しら 投稿日:2008/03/02(Sun) 22:25  No.3258    [返信]
4条を廃止して、医療的な研究に研究者免許を出すようにすれば、あとは大麻の持つ潜在的な可能性そのものが、道を開くだろうと思います。ただ、私たちの立場としては、あくまでも個人的に利用する大麻の栽培と所持を制度化することが本筋だろうと思います。

起点 投稿者:しら 投稿日:2008/03/02(Sun) 21:00  No.3257     [返信]
個人的に利用する大麻の栽培や所持について、現状のような厳罰で規制する根拠は、現在の科学的知見に照らして、存在しない。それが起点だろうと思います。

ちょっと一言 投稿者:しら 投稿日:2008/03/02(Sun) 20:48  No.3256     [返信]
野中さん
> 大麻の医療上の目的の定義をどのように定義するかによって、個人的な使用の定義も変わってきます。

これは話があべこべじゃない?
個人的な利用、栽培や所持を制度的に管理することが実現できれば、医療や産業の点で大麻を厳罰規制する意味は雲散霧消します。医療的な使用を定義することを優先すると、それこそサティベックスのような製剤があればいいじゃないか、という、アメリカで行われている方向に向かってしまうだろうと思います。それでは製薬会社やそれとつるむ政・官の思う壺だろうと思います。

おはようございます。 投稿者:野中 投稿日:2008/03/02(Sun) 10:09  No.3255    [返信]
しらさん
とりあえず提言の送付という緊急の課題を乗り越えたので、活動はマイペースで構わないと思いますよ。本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございます。今のところ私たちがマイペースで活動することが最速だといえると思いますし、活動を持続するためにも休息は必要だと思います。

フロッガーさん
>市民団体として、医療大麻への関わり方は、ともかく大麻取締法の第4条を変えてくれ、ということが第一

同感です。

>その後については医療界が中心に取りまとめることになるのだろうと思います。

その過程で民意を反映することが出来るようにしたいと考えています。「サティベックス(Sativex®)」等は、製剤化されているために、法改正が行われれば、No.3250でフロッガーさんが述べられたような方法で流通させることが可能だと思います。但し、効果は天然の大麻の喫煙の方が優れているという話もありますが…。

 国際条約でも述べられている、大麻の医療上の目的(medical use)はどのように定義あるいは解釈されるのかという点については、調べてみないと分かりませんね。

日本には、医食同源という言葉もありますし、大麻が化学物質ではなく、古くから人類と共存してきた植物であることを考えると、医療上の目的と個人的な使用目的との間に明確な境界線を引くことは難しいと思います。特に精神医療の分野において、それは限りなく不可能に近いのではないでしょうか。

そうした実情を踏まえつつ、私が敢えてここで、医療上の目的(medical use)の定義の必要性を提起した理由は、今後、大麻の個人的な使用のリスクとベネフィットの比較を行い、大麻のリスクを正当に評価し,大麻のリスクが社会的に許容されることを立証するために、医療上の目的(medical use)を定義することによって、個人的な使用(personal use)を定義する必要があると考えたためです。
 これは、大麻が、高い治療効果を有する植物であること、国際条約及び大麻取締法などで規制されている植物であること、医療上の目的での使用と個人的な使用とを分ける考え方が主流であることなどの理由からです。
 大麻の医療上の目的での使用が、個人的な使用に含まれると考えられるようになれば、こうした定義は必要なくなりますが、現状では、そうはならないのではないかと思います。

大麻の医療上の目的の定義をどのように定義するかによって、個人的な使用の定義も変わってきます。例えば

-政府が適応を認めた治療
-臨床試験によって治療効果が立証されたもの
-前臨床で治療の可能性が認められたもの
-患者が治療効果を求めて使用するもの

等が考えられると思いますが、国際的な標準のようなものはあるのでしょうか。



ちょっと求刑 投稿者:しら 投稿日:2008/03/02(Sun) 05:37  No.3254     [返信]
野中さん、「乱用の問題」に関しては、そんな問題はないことを明らかにすれば、医療も産業も含めて、丸ごと片付く話かな、と思いました。
大麻の利点を明らかにすることは、それを弾圧することの社会的損失を指摘することでもありますね。

フロッガーさん、第4条はまるごと削除してほしいね。

-------
「忙しい」をやらない理由にすると市民運動は成立しないと書いといてナンですが、忙しいです。疲れちゃった。

ごちゃごちゃ書きましたが 投稿者:フロッガー 投稿日:2008/03/01(Sat) 23:14  No.3253    [返信]
市民団体として、医療大麻への関わり方は、ともかく大麻取締法の第4条を変えてくれ、ということが第一で、
その後については医療界が中心に取りまとめることになるのだろうと思います。

野中さん 投稿者:フロッガー 投稿日:2008/03/01(Sat) 22:25  No.3252    [返信]
>アルコールやタバコより低いとさえ言われている
新規薬剤の承認などの手続きや管理は、副作用が少ない薬剤でも薬事法にのっとって行われるので、大麻だけ特別扱いというわけにはいかないと僕は思います。
麻薬取り扱いについては、厳しすぎるかもしれません。でも「最初は」そういう扱いになるのかな、と予想します。その辺は、科学的・論理的なものではなく情緒的なもので、最初は警戒されるだろうからという理由です。さらに、イメージが実際に現実化することもありうるだろうから。

僕の予想として、
最初に軽い規制にすれば、「好奇心旺盛な若い男子」を中心に、お祭り騒ぎ様ツールとして使われるでしょう。
大麻であろうとアルコールであろうと、そのような場では若者独特の社会逸脱行為が行われるでしょう。
その時に世論は、大麻を原因として断定するでしょう。ただでさえ悪いイメージなのだから。
医療目的を口実にドラッグ使用・・・、なんてことも言われて、かえって締め付けが強くなるかもしれない。

嗜好目的ならば、いいイメージ・悪いイメージを繰り返して本当のイメージになるのを待てばよいですが、
医薬品については、患者さんに安定した供給は出来なくなりますし、処方した医師・薬局の責任問題になります。そもそも医者はそのような事をとても恐れるので(あえて言えば自己保身的ですから)、最初から軽症に出すなどということは、まず行われないと思います。
そこまでして軽症の人に大麻をあえてだすのか。他に代わりがあるだろう。と。

あとは、何故あえて医療大麻を分けたのかということ。
軽症で他の代替薬がある人について使えるにこしたことはないですが緊急性はないです。

嗜好目的の大麻が使えれば、別に医療大麻はいらないと思います。軽症群や自己治療目的の為には嗜好大麻の規制緩和の方が融通のきくやり方だと思います。

医療大麻をあえて分けるのは、
「大麻が医薬品としていろいろな人に効果があり、素晴らしいので、皆が使えるようにしたいから。」
というよりむしろ、
「現状の大麻の規制は置いといて医療用だけ切り離し、本当に必要な病人に大麻が行き渡るようにするための緊急措置。」
という面が大きいように思うので、医療大麻に関しては、ある程度規制が厳しくなるとしても時間を優先した方が良いと僕は思います。

うーん。 投稿者:野中 投稿日:2008/03/01(Sat) 21:21  No.3251    [返信]
大麻の有害性はアルコールやタバコより低いとさえ言われているのでそこまで厳密に管理する必要があるのかなーと思いますが…。軽いうつ症状とかにも使えるようにして欲しいなあと思います。例えばバイアグラなどは使おうと思えばある程度誰にでも使えますよね。酒やタバコなんて病気じゃなくても使えるわけだし。
 要するに、医療用大麻と個人的な使用及び非営利的目的の使用のための大麻とでは供給体制が違うということになるのでしょうか。

医療目的の定義 投稿者:フロッガー 投稿日:2008/03/01(Sat) 16:46  No.3250    [返信]
医薬品の定義
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%BB%E8%96%AC%E5%93%81
医療用大麻の定義は「疾病の診断、治療、予防を行うための大麻」でしょうか。医療用大麻の問題は、まず、大麻取締法第4条が第一でしょうね。
あとは、どのような形で流通させるか、どのような疾患を適応とするかなど、細かな点を考える必要があるかもしれません。
現状から行って、最初は麻薬に準じたものになるでしょうね。麻薬は麻薬取扱者が使えます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BA%BB%E8%96%AC%E5%8F%96%E6%89%B1%E8%80%85
適応疾患については、細かく今考えるよりは、まず、投与や研究を規制緩和とすれば、患者や医療者が必要なものについて、自然に試験が行われ承認されていくので、社会の流れ(神の見えざる手?)に任せて良い部分な気がします。
その上で、これは、というものを挙げるとすれば、まずは多発性硬化症、エイズ(HIV感染)、癌でしょうか。あとは、慢性疼痛など症状を適応にするのも良いと思います。
個人利用と医療用の境界例で問題となるのは
・軽症例
・病気になりかけた人の予防(漢方で言うところの未病)
でしょうが、混乱するので、最初は病気の人の治療かつ本当に必要な人に限った方が分かりやすい気がします。新薬ということになりますので、最初は医療機関において慎重に使われ、徐々に適応が拡大することになると思います。僕はハト派なのでソフトな移行の方が好ましいと思ってます。
海外では、アメリカやカナダでは、医師の診断書が必要だったように思います。ということは、明確な病名がある人の治療であろうと思いますよ。

投稿者:野中 投稿日:2008/03/01(Sat) 06:41  No.3249    [返信]
大麻の個人的な使用の問題と産業目的での利用や医療使用の問題は切り離して考えるべきとの意見もあるかと思いますが、産業や医療の目的での大麻の規制を正当化する理由として政府が、’乱用の問題’を持ち出している事から、これらの分野の規制のあり方の問題の間には関連性があると考えております。

また、政府が産業や医療の目的での大麻の規制を正当化する理由として、’乱用の問題’を持ち出していることから、現状では、大麻の個人的な使用のベネフィットの範囲に医療や産業目的での大麻の利用を含めることが許容されるのではないかと考えています。

他には大麻の医療目的での使用の定義が必要になってくると思います。医療目的での使用と個人的な使用目的での使用の境界はどのようなものかという議論も詰める必要があるように思います。海外ではどうなんでしょうね。

今後の展開のイメージ 投稿者:野中 投稿日:2008/03/01(Sat) 06:11  No.3248    [返信]
産業、医療、個人的な使用など様々な分野における現在の大麻の規制のあり方の問題が’政府や国民の大麻の健康への影響に関する誤った認識や偏見、ネガティヴなイメージ’に起因することが明らかになっているので、これを変えるべく、大麻に関する様々な分野で活動されている個人や団体とネットワークを形成し、各分野間相互の意見交換や調整、情報の共有などを進めて、’open air hemp gathering'あるいは'大麻祭'などのイベントを企画し、多くの一般の人が訪れるような場所で、様々なブースを出展し、大麻の良さをアピールし、正しい知識の普及をすることが出来たらいいなと考えています。

その中でTHCは、大麻の健康への影響に対する正しい評価に基づいて、リスクとベネフィットの比較などを中心に、大麻取締法の違憲性を問い、法改正を求める活動を行っていくといいのではないかと思っています。

いずれにしろ、粘り強く取組まなければならないでしょうね。
その中で楽しいことを見つけていければと思います。
一つ言える事は、大麻取締法が無かったら、私達がこうして出会うことはなかったかもしれないということです。
それがいいコトかどうかは、神のみぞ知るというところでしょうが…。

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